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zoom RSS スウェーデンの児童劇についてのワークショップ

<<   作成日時 : 2007/01/21 12:40   >>

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4日間クラルテに通って、児演協主催のワークショップに参加しました。
今回は、「子どものための作品」を作っていく、そのための
役者としてのウォーミングアップ・子どもと一緒にやるエクササイズ・
実際の作品をDVDで鑑賞・スウェーデンの「子ども」に対する考え方に
ついてのレクチャー・実際に作品を作る、その過程。。。などの内容でした。

4日目、グループに分かれ、実際に作品を作るためにメンバーで
会議をし、短時間でプレゼンをすることをしました。
「対象年齢」「公演形態」「テーマ」が書かれたカードを
それぞれ引き、引いた内容で作品を考えます。
(これは実際にこのように作品が作られているということではないです。)

私たちのグループは、「2歳未満」の子へ向けて「明るい場所での
簡単な舞台訪問公演」テーマは「保育所の遠足」という課題を
引きました
まず「2歳未満」に「遠足」が解かるのか?ということから話し合いを
始めました。それから、人形劇にするか?子どもたちが感情移入をする
主人公のキャラクターはどうするか?(たとえば動物だとしたら、なぜ犬にするのか?
なぜ猫じゃいけないのか?なども考えます。なぜ人間じゃなく動物なのかとか)
どんなお話にするか?
タイトルは?オープニングは?など話し合い、決めていきます。
前3日で学んだことが、話し合いの中でもどんどん出てきて、活かされます。

作品つくりのベースには、「私たちは何を見せたいのか?」
「誰が何を誰に語っているのか?」という考え方。これを忘れてはいけません。
そして、作品の最初の部分を実際に、上演しました。

その後、その作品を見て、意見交換。
「途中で出てくる犬の大きな声は、2歳の子には恐ろしいのではないか?」
「物語はもっとシンプルで、十分なのではないか?」
「テーマ曲の繰り返しはよかったので、それをはっきりしてみたら?」
「キャラクターの中の先生の役割は?」

私たちは、さらにたくさんのことを考えました。
何人のお客さんに対しての作品なのか?
どう座ってもらうのか?
会場へ招きいれる方法は?
どの目線で見てもらうのか?
セットの高さは?
人形をどう出していくか?
オープニングの歌の歌い方は?
芝居のキャラクターたちの受ける試練はどの程度にするか?
そして私たちは、即席で、しかしものすごく話し合って作った作品
『遠足いもむし』を再上演しました。

私が作品を作る時、もちろんたくさんのことを考えます。
劇団などで作品を作っている人も考えていることでしょう。
でも、こんなに細かく、「理論」を基に、そして何より「子ども」の目線で
考えたのは初めてかもしれません。
そして、去年デンマークへ行った時にも思ったのですが、
スウェーデンでも「子ども」が本当に大切な存在として社会全体に認識されており、
「子どものための作品」もものすごいエネルギーで作られていることを感じました。

また、作品作りに対してしっかりとした「理論」がある。
そのことを実際の作品作りを通して学べたことが、
今回のワークショップに参加して、一番よかったことでした。
児童劇のみならず、これからの作品作りに活かしていこうと思いました。






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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
スエーデンのレナたちのWSは昨年私も参加しました。児童演劇のあり方そのものについて考え、刺激を受けたWSでした。今年は東京会場のWSはレベルを上げて劇団別に作品作りをしたので、フリーの私は参加出来ませんでした。(日程の問題もあり)日本でも児童演劇の評価が北欧なみになるようがんばらねばなりますまい。
ただじゅん
2007/02/28 14:00

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